レノボは、「ThinkPad Edge E430」を発売しています。
※ここで紹介しているモデルは、「ThinkPad Edge E430(3254-CTO)」になります。
本体一式
・本体
・バッテリー
・電源コード
・AC電源アダプター
・紙マニュアル
紙マニュアルは、初期設定や注意事項などの「安全上の注意と保証およびセットアップについての手引き」、困ったときなどの「サービス インフォメーション」、個人購入では必要な「PCリサイクルマークシールお申し込み」など、シンプルです。
基本スペック
OS:Windows 7 Home Premium 64ビット
CPU:インテル Core i7-3612QM プロセッサー
グラフィック:インテルHDグラフィックス 4000
メモリ:8GB PC3-12800 DDR3 (2スロット使用)
マイクロ・ハード・ディスク:16GB mSATAキャッシュ・ドライブ
ストレージ:500GB HDD(7200rpm)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ・ドライブ
モニタ:14.0型HD液晶 (1366 x 768 LEDバックライト 非光沢)
有線:USB 3.0×3、USB2.0×1、VGA、HDMI、LANなど
無線:ThinkPad IEEE 802.11b/g/n ワイヤレスLAN
ポインティング・デバイス:ウルトラナビ、指紋センサーあり
サイズ:幅339x奥行 234 x 高さ28.53mm
重量:約2.15kg
※スペックは、カスタマイズにより異なります。
ベンチマーク
ベンチマークでは、日本HPの15.6インチノートPC「HP Pavilion g6-1200」と比較しています。
2011年冬モデルの「g6-1200」は、CPUにインテル第2世代Core i3-2330Mプロセッサーを搭載する、第3世代Core i7を搭載するE430より、一世代古いPCとなります。
下記の画像は、上段が今回紹介している「Edge E430」、下段が「g6-1200」になっています。
Windows エクスペリエンス インデックス
CrystalMark 2004R3
※HDDのスコアは、「HDDパフォーマンス・ブースター」が効いていない状態です。
CrystalMark(HDD/SSDベンチマーク)
※スコアは、「HDDパフォーマンス・ブースター」が効き始めた状態です。
CPU
第3世代Core i7-3612QMは、第2世代Core i3-2330Mとでは、別世界のパフォーマンスです。
もちろん、i7とi3では価格差も大きいですが、しっかり使うならCPUは妥協なしです。
メモリ
メモリは余裕も持って、8GBを搭載しているので、普通に使う分には十分です。
グラフィックス
インテル HDグラフィックス 4000となり、性能が大幅に向上しています。
なお、グラフィックス性能が必要なら、カスタマイズでNVIDIA GeForceを選択することができます。
HDD
HDDパフォーマンス・ブースター(16GB mSATA キャッシュ・ドライブ)に、ノートPCとしては高速な7200rpmのHDDを搭載しています。
HDDパフォーマンス・ブースターが効いているため、ベンチマークのスコアは参考程度となり、SSDのみ(HDD非搭載)PCほどの速さは体感できませんが、一般的な5400rpmのHDDのみモデルよりは快適といえます。
外観
右側面は、ヘッドホン端子、USB2.0端子、DVDスーパーマルチドライブ、LAN、電源端子です。
左側面は、VGA端子、USB3.0端子、HDMI出力端子、USB3.0端子×2です。
右側に1つしかないUSBが、3.0でないのは惜しいポイントですが、必要なものはきっちり搭載されています。
サイズ・重量
※スタンダードな15.6型モデルとの比較です。
サイズ:幅339x奥行 234 x 高さ28.53mm
重量:約2.15kg
※サイズ・重量は、カスタマイズにより異なる場合があります。
14.0型は一般的な15.6型より、一回りコンパクトで、外への持ち出しは厳しいものの、室内移動には適したサイズです。
液晶ディスプレイ
14.0型ワイドで1366×768ドットのノングレア(非光沢)液晶です。
高解像度や高色域を求めるモデルではないので、画質などは普通です。
キーボード
6列のアイソレーションキーボードです。
ThinkPadだけに、6列でも、アイソレーションでも、(好みの問題はあるでしょうが)普通に打ちやすいです。
タッチパッド
タッチパッド内のクリックボタンは、一体型となっています。
独立型の方が押しやすいかもしれませんが、こちらも慣れでしょう。
まとめ
今回紹介しているThinkPad Edge E430は、CPUにハイスペックなCore i7を搭載しているだけに、ハイスペックなCore i7を搭載しているだけに、性能は問題なしです。ただし、インテルHDなので、グラフィックス性能が必要な3Dゲームなどには適しません。
そして、打ちやすいキーボードに、品質も問題なく、価格が安いという、コストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。
なお、HDDパフォーマンス・ブースターは、ベンチマークこそ500MB/sや800MB/sを記録したりしますが、SSDのみ(HDD非搭載)モデルのような超高速は体感できないものの、一般的な5400rpm HDDよりは快適なので、予算に余裕があるなら選択肢といえます。